モラハラ夫に悩むカサンドラ症候群の方へ
相手の気持ちを理解するのが難しいアスペルガー症候群等の配偶者にストレスを感じ、心身に不調が生じる状態のことをカサンドラ症候群といいます。
モラハラ夫を持つカサンドラ症候群の方は、夫との関係にひどく悩んだり、自分を責めたりすることが多いです。
そのため、カサンドラ症候群の症状として、抑うつ状態や慢性的な疲労感が生じたり、自己肯定感がひどく低下することがあります。
しかし、モラハラ夫は外面がいいことが多いので、妻が上記のような悩みや症状を抱えていても、なかなか周囲に理解してもらえません。
モラハラ夫に悩まれているカサンドラ症候群の方は、うつ状態になりやすく、一人で悩んでいてもなかなか悩みは解消されません。
第三者である弁護士に相談すれば頭の中が整理できると思いますので、モラハラ夫との離婚を考えられた場合は、早めに弁護士にご相談ください。
また、モラハラ夫は離婚を拒否してくることが多い上、モラハラを証拠で立証するのは簡単ではありません。
そこで重要となってくるのが別居期間です。
別居期間は婚姻関係の破綻の有無を裏付ける重要な事実であり、モラハラだけで婚姻関係の破綻を立証できない場合でも、長期の別居と合わせてモラハラを主張することで、婚姻関係の破綻が認められる場合があるからです。
そのため、モラハラ夫との離婚意思が明確なのであれば、早めに別居を開始することをお勧めします。
モラハラ夫を配偶者に持つ方はお分かりになるかと思いますが、モラハラ夫とは会話がかみ合わず、話合いが困難なことが少なくありません。
弁護士に依頼すれば、別居のやり方を知ることができますし、離婚や離婚条件に関するモラハラ夫との交渉は全て弁護士が行うことになりますので、離婚協議にかかるあなたの負担が軽くなります。
また、モラハラ夫は理不尽な離婚条件を提示してくることが多いです。
妻が自分で交渉しようとしても、モラハラ夫は妻の正当な意見を全く受け入れませんので、やがて妻の方がモラハラ夫との交渉に疲れてしまい、不利な離婚条件で離婚させられてしまうおそれがあります。
弁護士であれば、モラハラ夫から理不尽な要求をされても裁判実務を踏まえた反論を行っていくことができますし、依頼者に有利な解決を目指して交渉や裁判を行っていきますので、不利な離婚条件で離婚させられる可能性をなくすことができます。
モラハラ夫との離婚をお考えの方は、一度当事務所までご相談ください。
寺尾 浩(てらお ひろし)
平成4年3月 一橋大学法学部卒業
平成9年 司法試験合格(52期)
離婚交渉は当事者にとって精神的につらい作業です。
また離婚は、過去を断ち切って新たな人生の一歩を踏み出す行為ですから、いつまでも過去(離婚交渉)に時間をとられるのは両当事者にとって得策ではありません。そのため、私は離婚問題を早期に解決することを重視しています。
問題を解決する方法は一つしかありません。それは行動を起こすことです。1人で悩んでいても、同じ考えが頭の中をぐるぐるするだけで、何の解決にもなりません。思い切って専門家にご相談ください。
【アクセスマップ】